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コトノハヤ徒然

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10.29 Mon

続々SSS2。

まだまだSSS。
絵を貼るのが重たかったり、忙しくてあちこちいけなかったりするせいで、どうもSSの更新で更新を続けている感じになっています。
種族差に関するあれこれのSSをファンタジ風味で。


【ひとり語り】

ずっと肩を並べて生きてきた。
これからも肩を並べて生きていきたい。
そんな人がいます。私の、共にありたい人。

――彼と私。私たちの時間は、流れる早さが違いました。


初めてあった頃から今まで、意識したことはありませんでした。
でも、成人して。彼の背が高くなって、たくましく。それでいて雰囲気はいよいよ優しげに。

そうなってみて、ふと考えたのです。

彼はここからずっとこのまま。
でも私はここから、どんどん年をとっていきます。

私がしわしわのおばあちゃんになったとき――。私は彼の隣に居られるでしょうか。
だから、私は。

…私には父上に貰った盾、この鎧があります。
堅守の武技はこれまでに鍛えてきました。
彼は私の助けがほしいほど弱くはないですが、私は。
彼には長い時間があるけど、私にはすぐに老いがやってきます、だから。

――先に死ぬなら、私です。

だから私は、一緒にいられなくなる前に、できれば戦いの中で死にたいと思ってるんですよ。
聞いてますか、アンジェリーナ。(くまのぬいぐるみを抱えあげて。)